製作開始日:2012年9月6日

リール本体を固定しているビス

いよいよ本体部分を分解していく。

「’05メタXT」は2本のネジを外すと本体が開いたが,赤メタは3本のボルトを外すようだ。

この3本を外すと本体が開いて,場合によっては部品がバラバラになるので慎重に作業をしていこう。

ちなみに,一番左のネジだけマイナスドライバー,残りはプラスドライバーで外していく。

ビスを緩める

3本のネジを,まず1発緩める。

そして1本目をマイナスドライバーで外す。

このボルトは非常に長く,レベルワインダーの部品としても機能しているようだ。

これを外してもレベルワインダーがバラバラになる事はないので大丈夫だ。

長いボルトを抜く

ボルトを引き抜く。

矢印の部品が取れるので,落下させないように注意する。

パーミングカップが邪魔になる程度で,特に難しくは無い。

外れた部品

上写真の取れる部品とは,コレ。

ちなみに私は,散々バラしてから外れる事に気づいた。

見づらいがこの写真だと,リールは既にバラバラになってきている。

ビス2本目

2本目,プラスドライバー。

このネジは非常に短いので,無くさないように注意。

ビス3本目

3本目,プラスドライバー。2本目と同じ大きさの,非常に小さいネジだ。

最後のネジが外れると本体が開くので,写真では押さえていないが,本体とカバーをしっかりと押さえておく。

外れたビスと本体

ネジが3本とれた。

もう本体のカバーが開くので,しっかりと押さえておく。

パーミングカップを閉める

いったんパーミングカップを閉める。

本体が開いてしまわないように,しっかりと押さえておく。

本体カバーを開けていく

本体カバーを開けていく。

写真のように,ハンドル側を上にして開けないと部品がバラバラになって涙目確定になる。

写真では片手で作業しているが,写真撮影の都合のため。

しっかり押さえておかないと本体が落下してしまうので,注意しよう。

開いてきた本体カバー

開いてきた・・・。

本体カバーが開いた

本体カバーが外れた。

矢印のスプリング2個が落下しやすく,無くしやすいので注意。

外れた本体カバーとリール本体

こんな感じになる。

矢印部に「ローラークラッチインナーチューブ」がある。これも本体カバーを開けるときに落下しやすいので注意する。

カバー側に残るか本体側に残るかは,外してみないと分らないと思う。

今回は,カバー側に残った。

ローラークラッチインナーチューブを外す

「ローラークラッチインナーチューブ」を外す。引っ張るだけで簡単に外れる。

この部品は向きがあるのだが,覚えるのは難しくない。

インナーチューブの向きを確認

インナーチューブがとれた。

突起のある方が,ギヤ側になる。

インナーチューブが入っていた場所を確認

インナーチューブの突起が,写真の部分にハマるように組む。

本体カバーの汚れ状態

カバー側。汚れがたっぷり。

汚れはスプールを支持するベアリング付近まで到達している。

赤メタのメインギヤ周辺

今度はメインギヤ付近を分解していく。

このギヤの上と下には,数枚のワッシャー状の部品が入っている。

メインギヤを持ち上げていく

メインギヤを持って上に上げていく。

メインギヤの上にあるワッシャーは問題無いが,メインギヤ裏側にあるワッシャーは落下しやすい。

メインギヤにくっついてくるか,本体側に残る。

落とさないように注意しよう。

外れたメインギヤと,残ったドラグワッシャー

メインギヤが外れた。

ギヤの下にあるワッシャーは,本体側に残ったようだ。

ピニオンギヤ横のスプリング2個

残ったワッシャーを外したいところだが,写真の都合上,スプリングを外そう(笑)。

赤メタのピニオンギヤ

こんな感じになる。

続いて,ピニオンギヤを外す。

クラッチヨークとピニオンギヤを同時に外す

手でつまんで簡単に外せるが,写真のように「クラッチヨーク」という白い樹脂部品と一緒に外すといい。

クラッチヨークの向き

クラッチヨークには向きがある。

写真のような向きで取り付けされていた。

クラッチヨークとピニオンギヤの向き関係

置いてみると,このような向き関係になる。