警告!!このページはマニュアル等を参照した整備の模範的要領ではなく,自分の行った自己流整備の記録です。船外機の整備ミスは命に関わるという事を忘れずに,できるだけプロに任せる事を強くお勧めします!このサイトを参考にした結果による,いかなる事態にも責任は負えません!

キャブレター上部のプレート

続いて,上のプレートを外してみよう。ビス3本を外す。

プラスのネジはナメやすいので,良いドライバーを使いましょう。

押す力8割,回す力2割くらいの気持ちで回す。

キャブレター上部のプレートを外すとき

チョークのレバーをかわすように外す。

ここはあまりシビアな話は無い。

プレート下部にあるガスケット

プレートが外れると,黒いガスケット(378円)がある。

組付け時は新品に交換!事前に買っておく。

外したガスケットをプレートに合わせる

ガスケットをプレート側に合わせてみた。

キャブレター本体の上側

キャブ本体側。

ここはあまり解析しないで組付けしてしまったが,いくつかの穴と通路がある。

プレート,ガスケットが正常で通路が成立するので,エンジン不調の時はガスケットの状態を確認する。

穴の状態を全て確認し,キャブクリーナーで洗浄。

燃料タンクからキャブレター内までの経路

タンクからの燃料通路を洗浄。

燃料コックが「開」の状態で燃料タンクから来るホースが付いていたパイプ(写真:燃料タンクから)にキャブクリーナーを注入すると,ニードル・バルブが付いていた所(写真:フロート・チャンバーへ)から燃料が出てくる。

燃料コックが閉まっているとキャブクリーナーを吹き付けた瞬間に跳ね返ってくるので,コックを開ける必要があるのだが,向きは忘れてしまった。写真が「開」か「閉」かは不明・・・・。

あとはニードル・バルブが当たる部分に異常がないか確認。

この系統に不具合がある場合,キャブから燃料がダラダラ出てくる不具合(オーバーフロー)が起こりやすい。

フロートチャンバー内の清掃

フロート・チャンバー(燃料がたまる部屋)付近の清掃。

写真ではメイン・ジェットとパイロット・ジェットが付いたままだが,外した状態で清掃した方が綺麗になる。

穴を見つけたら,どんどんキャブクリーナーを吹き付ける。

穴は全て清掃&点検!

チョークバルブ周辺

チョーク・バルブ付近の清掃。

チョーク・バルブ付近にクリーナーを吹きつけてレバーを動かすと,バルブ可動部も綺麗になる。

穴は全て清掃&点検!

キャブレター本体のスロットルバルブ側

こちらはスロットル・バルブ側。

このバルブは,スロットル・ケーブルが取り付けされていたレバーを動かすと,バルブが動く。

スロットルバルブ側を清掃

キャブクリーナーで洗浄。

スロットル・バルブを開閉しながら清掃する。

見つけた穴は全て清掃&点検!

点検&清掃作業完了!

私はとりあえず,このような感じで点検・清掃しています。

2馬力船外機は点火系が非常にシンプルな構造ですから,エンジンの調子が悪いときの原因は,大体燃料系だと思います。ちなみに,友人のヤマハ9.9馬力船外機(4ストローク)もキャブオーバーホールした事がありますが,大きな違いは感じませんでした。

今回の作業要領については,作業と写真撮影した日から日数が経過してからのページ製作ですので記憶が定かでない部分も多くあり,適切な写真が無かったりしたので分かりづらい点も多くあるかと思いますので,次回のキャブレターオーバーホール時に更新したいと思います。

後日,キャブレター組付け偏とキャブレターの構造説明のコンテンツも製作したいと思います。

web拍手 by FC2