リール本体と本体カバー

「両軸リールのメンテナンス4」からの続き。

組みあがった本体に,外側のカバー部分を組み付けしていく。

メインギヤのグリスを塗る

ハンドル軸を回しながら,メインギヤにグリースを吹き付ける。

ドラグ部分に付着するとドラグ滑りの原因になるので注意する。

本体カバーを組み付け

本体カバーを装着。

スプリングがコケないように,まっすぐ入れる。 

本体カバーのボルトを締め付け

 短いビス2本を,この場所に取り付けする。

まだ長いネジは付いていないので完全に締め付けはせず,少しだけ緩めにしておく。

リールのスプール

続いてスプールの取り付け。

私は両側の軸にオイルを塗った。

スプールをリール本体に取り付け

本体に入れていく。

パーミングカップのボルトを取り付け

スプールを入れた方の本体カバーを付けて,長いビス2本で固定していく。

4本のネジを軽く締めてから,本締めする。

このモデルは本体のプラスチックが割れやすいような気がするので,締めすぎないように注意する。

ここまで組み付けした状態のリール本体

こんな感じになった。

あとはハンドル周辺を組み付けすれば完成だ。

メインギヤ軸のワッシャー

ハンドル軸に,小さいワッシャーを入れる。

私は,薄くオイルを塗った。 

ドラグ音出し装置の取り付け

ドラグのハンドルを回したときの「カチカチ」という音を出す部品。

私はこの部品の内側に,少量のグリスを塗った。

正しい塗布かどうかは分からない。 

座金を入れる

 同じワッシャー2個を入れる。私は,薄くグリスを塗った。このワッシャーは湾曲しているので,

( ) ← このような向きで入れる。

ワッシャーの弾力による,スプリングのような効果を得るためだと思う。

リング状の金属部品

この部品を入れる。たぶん向きは無い。

私は,薄くグリスを塗った。 

スタードラグの取り付け

スタードラグを取り付けする。ネジになっているので,ハンドル軸に回しながら入れていく。

私は,内側のギヤのような部分(カチカチ音を出すところ)にグリスを塗った。 

ナット部分とハンドル軸のネジ山にオイルを塗っておくと,スムーズに回るようになると思う。

スタードラグを取り付けした状態のリール本体

 こんな感じになった。

スタードラグの上に付く座金

 この座金を入れる。

形状は真ん中が盛り上がっているが,盛り上がっている方が上(ハンドル側)に組まれていたので,その向きで組み付け。

座金を付けた状態のリール本体

こんな感じになる。

私は,薄くグリスを塗った。 

ハンドルをリール本体に取り付け

ハンドルを 付けて・・・。

ハンドルをナットで固定

 ナットで固定する。

このナットは緩み止めを兼ねたカバーを付けるため,まずは軽めに締めておいて・・・。

ナットのカバーを組み付け

 緩み止めを兼ねたカバーを当ててみる。

このカバーの穴とネジ穴が一致する場所を見つけながら,ナットの締め具合を微調整する。

ダイワ:早技のメンテナンス完了!

 ナットを付けて,矢印の部分にオイルを一吹き。

完成!

10年以上放置していたリールなので内部は悲惨な状態でしたが(笑),劇的に調子が良くなりました! まだまだ現役で使い倒していこうと思います!

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