このページは作りたてのページなので,まだ十分な検証を行っておりません。
正解・不正解は表示されますが,解説などはまだ製作しておらず,時間が掛かります。何か不具合に気付きましたら,トップページの「管理人へメール送信」から教えていただけると助かりますm(__)m

出題:

解説や海図の模範解答は、まだ準備中ですm(__)m

問51:

次のような航海計画を立案した。10時00分にA点を出航し、全航程を20ノットで航行した場合、D点への到着時間は何時何分頃になるか。下のうちから選べ。ただし、風や海潮流の影響はないものとする。(試験用海図W200使用)

「出航点A:冬島南方海域 冬島灯台(0c 6s)を磁針方位022°、山野港南東方の角埼灯台を磁針方位265°に見る地点から磁針路326°で航行

第一変針点B:山野港北東方の牛埼灯台を左舷正横に見る地点で磁針路315°に変針

第二変針点C:西浜町北東方の梅岬灯台を左舷正横に見る地点で変針

到着点D:夏島北西方海域 40°-21.2'N、139°-37.4'E」

11時57分頃
12時17分頃
12時37分頃
12時57分頃

   

 

解答例(海図の記入)を見る(PDF:180kB)

問52:

G船は、秋島の北方海域をコンパス針路295°(時差6°E)で航行中、レーダーにより川口市南方の松埼灯台を方位126°、距離8海里に測定した。G船の船位(緯度、経度)は次のうちどれか。ただし、レーダーは相対方位指示とする。(試験用海図W200使用)

40°-23.8'N、140°-00.8'E
40°-24.5'N、140°-00.2'E
40°-25.2'N、139°-59.5'E
40°-26.1'N、139°-59.0'E

   

 

解答例(海図の記入)を見る(PDF:182kB)

問53:

J号は、10時00分、川口市南方の松埼灯台を磁針方位100°、距離4海里に見える地点から、磁針路225°、速力10ノットで航行を開始した。J号はその後も同一の針路、速力で航行し、11時30分に船位を測定したところ、春島北方の上埼灯台を磁針方位263°、距離7海里に見る地点であった。この海域における流向(真方位)、流速は、次のうちどれか。(試験用海図W200使用)

277°……4.0ノット
167°……5.3ノット
104°……6.0ノット
097°……4.0ノット

   

 

解答例(海図の記入)を見る

問54:

航海計画に関する注意事項として適切でないものは、次のうちどれか。

夜間の出入港を避け、日没前に帰港することを心掛ける。
自船の巡航速力と、巡航速力における燃料消費量を把握しておく。
運転者自身の操縦経験が不足している場合は、同乗者に年長者を加える。
航海中の気象、海象の急変に備えて、日程の変更など、計画に柔軟性を持たせる。

   

 

問55:

右図は、2月下旬のある日の日本付近の地上天気図である。この後、九州南西沖の低気圧が本州南岸沿いに進むと予想される場合に注意すべき事項として適切でないものは、次のうちどれか。

(画像は準備中です)

低気圧の移動速度が速く、本州南岸は天候が急変する恐れがある。
関東地方から関東以北の太平洋側は大雪になるおそれがある。
山陰から北陸にかけて、春一番と呼ばれる強風が吹くおそれがある。
低気圧が本州の東方沖に抜けると、冬型の気圧配置が強まるおそれがある。

   

 

問56:

5月25日の尾道水道の潮流について述べた文のうち、誤っているものはどれか。ただし、潮汐表によると、当日の尾道水道の潮流は右表のとおりで、表中、+は東流、-は西流を表す。

問題56の潮汐表

東流から西流に変わるのは、06時21分と18時01分である。
東流が最も強くなる時刻は、21時39分である。
午前の西流の時間帯は、00時14分~06時21分である。
西流が最も強くなる時刻は、14時55分である。

   

 

問57:

右図に示すように、台風の中心がA地点を通過して1~4の進路を取った場合、A地点における通過直前、通過直後の風向の変化の組合せとして適切なものは、次のうちどれか。

問題57:台風進路の図

進路1:S→N
進路2:E→W
進路3:NW→SE
進路4:NE→SW

   

 

問58:

次の海難事故について、その最も直接的な原因は、下のうちどれか。

「船外機を搭載したプレジャーボートM丸の船長は、仲間と2人で釣りに行くこととなった。出航前、船長は燃料を補給したのち、機関の始動に備えて燃料タンクの空気取り入れ弁のツマミ(エアベントスクリュー)を回した。なお船外機の使用前には、燃料タンク内が負圧となって燃料油が供給されなくなるのを防ぐため、このツマミを一杯回し、空気取り入れ弁を十分に開いておく必要があった。ところが船長は、ツマミを少し回したところで止めてしまったため、ほとんど弁は閉じた状態であった。出航後、釣り場に着いた船長は、機関を停止し、船首から投錨して釣りを開始した。しばらくして船長は、折からの強風で走錨していることを認め、揚錨して錨を入れなおした。ところがその後も走錨は止まらず、付近の島へ圧流されていったが、揚錨と投錨を繰り返しながら釣りを続けた。こうして島の沖の消波ブロックが前方20メートルにまで近づいたとき、船長は初めて危険を感じて船外機の始動操作を行った。ところが、航行中の燃料消費によって負圧になった燃料タンクからは燃料油が供給されず、エアベントスクリューを回すことに思い至らないまま機関が始動できなかった。その結果、操船不能となって圧流され続けたM丸は消波ブロックに乗り揚げ、船底部に破口を生じて甲板下のキャビン及び倉庫が浸水し、のち廃船となってしまった。」

空気取入れ弁が開いていることを確認しなかった。
燃料タンク内の燃料油量を確認しなかった。
気象や海象の最新情報を確認しなかった。
投錨地点の底質を確認しなかった。

   

 

【上級運航2】

問59:

10ノットで航走するときの燃料消費量が毎時20リットルの船が、18海里離れた2地点間を往航10ノット、復航9ノットで往復したとき、燃料消費量が64リットルであった。では、9ノットで航走するときの1時間の燃料消費量は何リットルか。次のうちから選べ。ただし、風潮流の影響はないものとする。

12リットル
14リットル
15リットル
18リットル

   

 

問60:

ディーゼルエンジン船に燃料を補給する場合の注意事項として適切なものは、次のうちどれか。

ドラム缶から補給する場合は、底の沈殿物も残さず入れる。
古くて異臭がある燃料は、新しい燃料に混ぜて使用する。
できるだけ粘度が高く比重が大きい燃料を使用する。
エンジンメーカーが定めた規格の燃料を使用する。

   

 

問61:

間接冷却式ディーゼルエンジンで、冷却水系統のサーモスタットが破損すると、エンジンの冷却に支障をきたす理由として最も適切なものは、次のうちどれか。

冷却海水ポンプの送水量が低下するため。
適温の冷却清水がエンジン内を循環しなくなるため。
冷却水温度計の示度と実際の冷却水温度が一致しなくなるため。
リザーブタンク内の冷却水量が減少するため。

   

 

問62:

プロペラの取付け方法について述べた次の文のうち、適切でないものはどれか。

船内機船に多いテーパー方式では、空所にギヤオイルを充填して摩擦熱を取り除く。
船外機船に多いスプライン方式では、スプライン部にグリースを塗って固着を防ぐ。
テーパー方式では、プロペラをナットで固定した後、ナット先端を緩み止めのボルトで固定する。
スプライン方式は、プロペラをナットで固定した後、ナットの脱落防止に割ピンを入れる。

   

 

問63:

4ストロークガソリンエンジンにおいて、スターターモーターは回転するが始動しない場合の点検項目として適切でないものは、次のうちどれか。

点火プラグの電極隙間は適切か、又は点火プラグの汚れはないか。
ディストリビューターに焼損又は汚損はないか。
ハイテンションコードの接続部の接触は良好か。
オルタネーターを駆動するVベルトの張りは適切か。

   

 

問64:

ディーゼルエンジンの排気色が黒い場合の原因として適切でないものは、次のうちどれか。

エンジンオイルがシリンダー内で燃焼している。
エンジンに高い負荷がかかっている。
エアフィルターが汚れて詰まっている。
燃料噴射ノズルの噴射圧力が低下している。