ボートを畳んで車に積むまでの一連作業です。
自己流ですので模範的作業な訳ではありません が,これからボート釣りを始める人の参考になればと思います。
マネするときは自己責任でお願いしますm(__)m。
洗車場で洗艇が終わったところ。ボートを車に対して,この位置にします。
写真のように,ボートの前側が車の荷台付近に来るのがポイント。
できるだけ体力の消耗を少なくするため。腰痛持ちの私には,とても重要なこと。
健康な人も,私のようにならないために油断しないでくださいね。
まず,空気を抜きます。
ドーリーは付けたままです。
空気がある程度抜けると,ドーリーは自動で外しやすい向きになります。
この状態で,ドーリーを外します。
取りました。
ドーリーにはピンやクリップが付いてますが,写真のように,全てタイヤ側に付けておきます。
こちらはボート側。
こちらにピンやクリップを残しておくと,ボートを畳んだ時に生地に当たり,生地を傷めます。
このステーは鋭利ではありませんが,ボートを畳むときに強く押しつぶしたり体重を掛けたりすると,ここに当たる部分の生地が傷みます。
上の写真のステーを止めている,内側のナット。これも結構突き出しているので,強く畳むと ここに当たる部分の生地が傷む。
このように,自分のボートで突き出している部分を全て把握しておきます。
オールを取付する部分は,このようにキャップを付けておく。乾燥させてから付けないと,ボルトが錆びる。
キャップが変な位置で畳まれると生地を傷めたりヒモが切れたりするので,プラプラのまま畳まない。また,突き出たボルトで傷めるのも防止できる。
私はキャップを付けたらボルトを内側(下向き)に倒してから畳むように,いつも統一しています。
それでは畳んでいこう。まずは後からいきます。
エアバルブは開いた状態で,空気を抜きながら畳んでいく。
地面に鋭利なものがあると穴が開くので注意。本当は,何か敷いた方が良い。
畳むときは,体重を掛けすぎて生地を傷めないように。ふわっと畳んだ方が,長持ちすると思う。
矢印の部分の空気から,軽く押しながら抜く。
こんな感じでペタペタにする。
上写真の矢印部分は,左写真のように,内側に折る。
上写真の状態で,半回転させる。
半回転させる前に,矢印部を写真のように内側に折りこんでおくと,コンパクトに畳める。
まだ,エアバルブは開いたままにしておき,空気を抜きながら畳んでいく。
さらに回転させる。
矢印部のあたりを軽く押すと,エアバルブから余分な空気が抜けていく音がする。
強く押してボートを傷めないように気を配る。
矢印部にエアバルブのキャップが見える。このまま畳むとスクラップ確定。高確率で破損だ。
ここらへんでキャップを締めておこう。
ただしキャップを締めると空気が抜けなくなるので,この地点までに抜いておく。
こんどは前側を畳んでいく。
エアバルブは開いたままです。
このように畳んで,まずは前チューブの空気を抜いていく。
空気が抜けたらエアバルブを閉める。
いったん前を開く。
後をどんどん巻いていき,畳んでいく。
よっこら・・・・・
・・・・しょっと!
標準で装備されているロープを,写真のようにボートの下を通す。
ロープをぐるっと巻いて・・・・
こんな感じでぐるぐる巻き。
ここまで,強く圧縮して巻かないようにする。
ふわっと柔らか,厚焼き卵のように。
畳み終わってみれば! なんと車に積みやすいポジションで完成している!ラッキー!
もちろん計算して,こうなったのですが(笑)。
よっこら・・・・
・・・しょ! 完成~!!
積み込む労力を最小限にするために,畳み始めるポジションが重要なのです。
ロープでボートを1周しておくと,ボート前部が開かなくなるのでコンパクトです。
もっといい畳み方があったら教えてください。
最後に
電動ポンプは空気を入れるものですが,反対にして使うとボート内の空気を抜くのにも使えます。
これで抜くとかなりペタペタに抜けますが,面倒なので,私はいつも手で空気を抜いています。